中国のトイレといえば「ニーハオトイレ」と言われ、仕切りが無く、隣で利用する人の姿が丸見えになることで知られていました。
ずいぶん前に中国に旅行した知り合いの方が、「トイレだけは本当に嫌だったな〜」と話していました。
まだ農村部には健在のようです。
そんなトイレも、習近平国家主席が旗振り役で、「トイレ革命」進行中だそうです。
新華社通信によると習氏は最近の重要指示で「トイレは小さな問題ではない。観光地や都市部だけでなく、農村でも大衆生活の質の足りない部分を補っていかなくてはならない」と主張しているそうです。
2015年には習氏の指示で国家観光局による3年間の公衆トイレ整備計画がスタートしたそうです。
先日テレビの報道番組でも取り上げられていましたが、問題は利用者のマナー対策。
トイレットペーパーが盗まれたり、便座や蓋が持ち去られたりでそう簡単にはいかないようですが、さすが最近のハイテク国家ともいえる中国!!
顔認証でトイレットペーパーが自動で出てくるようです。しかも同一人物は9分間待たないと連続して使えない仕組みになっていて、すでに一万台が設置されているそうです。
う〜ん、トイレをきれいにするのも大切ですが、顔認証システムなんか使わなくても良いように国民のマナー教育も必要かと・・・
で、トイレ先進国の日本のメーカーにとってはウハウハな状態にあるのはありがたいかも。
TOTOは16年度の中国での温水洗浄便座台数が前年度比47%増!
放送のあと、あまりメジャーではないかもしれませんが、ある節水トイレメーカーの株価が上昇率上位に挙がっていたな〜。